お知らせ

2021.09.10 人材育成

授業紹介「スポーツバイオメカニクス II (応用)」担当:石村和博

8月の夏休みの期間中3日間の日程で
集中講義スポーツバイオメカニクスⅡ(応用)を実施しました(授業担当者:石村和博)。

この授業では、“スポーツバイオメカニクスⅠ(基礎)で学んだ知識”をどのように活かすのかを習得することを目的としています。
また、この科目は日本スポーツ協会アスレティックトレーナー資格取得のために必要な科目であり、体育学科生だけではなく健康科学科生も多く参加しました。


初日はスポーツ科学センターのインスパイアにて、フォースプレート、レーザー式速度計、筋電計、ビデオカメラの測定の原理と方法について学び、実際にそれら機器を使用して測定してみました。
2日目には前日測定したデータをPC上で解析する方法を学び、速度や関節角度を算出し、グラフを作成し、データを視覚化しました。2日目の最後には、各グループでテーマを決め実験を行いました。
そして最終日は、各グループで解析、研究発表会用スライド作成をし、ミニ研究発表会を行いました。

測定から研究発表会までわずかな時間しかありませんでしたが、各グループ内で役割分担し効率良く作業を進めている様子が見られました。
切り返し動作、PNFストレッチの効果、走幅跳の助走、ドロップジャンプなど様々なテーマについて発表が行われ,質疑応答も盛り上がりました。
この授業を履修した学生には、今後インスパイアでの測定補助をお願いすることもあると思います。また卒業研究などで今回学んだことを活かしてくれたらと思います。