人気インストラクター米林氏に学ぶスポーツ界・整形外科界に注目されているピラティス
7月9日に、今年度2回目となるスポーツ科学センター主催のトレーナーセミナーが開催されました。
今回は「トレーニング指導者やアスレティックトレーナー(AT)、柔道整復師が学ぶピラティス〜フィットネス業界のキャリアデザイン〜」をテーマに、ピラティスの実技を中心とした講演が行われました。講師にはPersonal Training Studio Thive代表の米林栄さんをお招きし、トレーナーのキャリア形成についてもお話しいただきました。
キャリアの講演では、成功も失敗もすべて自分のプラスになるため、チャンスがあれば積極的にチャレンジし、それを自分のものにしていくことが将来に活かされるということを、米林さんの豊富な経験談を通じて学ぶことができました。
ピラティスについては、歴史から解剖学的な知識の説明に加え、実際に基本的なエクササイズを体験しながら学びました。日本では「女性が行うエクササイズ」というイメージが強いものの、近年ではプロスポーツ選手なども取り入れており、トップアスリートから一般の方々まで幅広く普及しています。姿勢改善、腰痛予防、インナーマッスルの強化、体幹の安定性など、日常生活からスポーツパフォーマンスの向上まで多様な効果が期待できるピラティスを実践し、その効果を実感することができました。また、ピラティス特有のキューイング(指示の出し方)も数多く紹介され、とても学びの多い有意義な時間となりました。
当日は学生60名が参加し、ピラティスを実践できる貴重な機会となりました。
<参加者の声>
”初めてピラティスというものを体験して、身体の使い方だったり意識の仕方によって筋肉の動きが変わるということを実感できた。”
”ピラティスという分野を今回の講義で学ぶことができて、新しい視点が自分の中で広がりました。今後の自分のトレーナー活動に活かしていきたいです。”
”今までやった事のある動きでもひとつひとつ確認しながらやることで強度が全然違ったりやりやすくなったりしてすごいと思った。”
次回の開催は、10月、11月を予定しています。