お知らせ

2021.06.02 地域連携・貢献

女性アスリート支援プロジェクトの研究が「Journal of Exercise Science」に掲載

女子アスリート支援プロジェクトによる調査研究を、澤井朱美先生(日本女子体育大学)、前川真姫先生(体育学部准教授)、そして藤田依久子先生(次世代教育学部准教授)が執筆した論文が「Journal of Exercise Science」の30巻に掲載されました。
 
この研究では、大学生年代(子宮や卵巣がある程度成熟している段階の年代)を対象に、睡眠の質が低い者はそうでない者と比較して「月経中の痛み」を含む様々な症状が有意に強いことを明らかにしました。さらに、アスリートにおいてはその症状が強くなるも明らかとなり、「強度や負荷の高い持続的な運動」が睡眠や月経随伴症状に負の影響をもたらす可能性が示唆されました。本研究には、本学の学生も協力して下さいました。ありがとうございました。
  
< 論文情報 >
題目:女子大学生における月経随伴症状と睡眠質の関連性 ~女性競技者のコンディショニングへの試験的まとめ~
著者:澤井 朱美,前川 真姫,藤田 依久子
雑誌:Journal of Exercise Science, 30: 20-29, 2021