お知らせ

2021.08.06 人材育成

授業紹介!「水泳Ⅰ」〜コロナ禍でも学習を止めない!〜

今回の授業紹介は体育学科の水泳Ⅰ(授業担当者:明石啓太)です。この授業は中学・高校の保健体育科教員免許を取得するために必要となっており、教員を目指す学生がたくさん受講しています。教員を目指していなくても水泳に興味のある学生ならもちろん受講可能です。

この授業はOSKスポーツクラブ岡山様に施設利用とインストラクターの指導でご協力いただいています。この授業では自身の泳力向上はもちろん、教員になるうえで必要な指導方法を理解することも目的としています。このため、泳力別のグループ練習に加えて、初心者に対する水慣れからクロール・平泳ぎの指導までを全員で体験すること、授業内容や自分で感じたことをレポートにまとめることも行っています。

コロナ禍に見舞われた今年度の前期は実技授業のがストップした時期もありましたが、オンラインで「小中高でどんな水泳授業を受けてきたか」「泳いでいる時はどんなことを考えているか」などをディスカッションしたり、自分や他者の泳いでいる動画を見て分析したり、クロールや平泳ぎの技術的ポイントについての解説を聞いたり・・・様々な内容に取り組みました。その総仕上げとして、先日はグループごとに学習指導案の作成に挑みました。「授業の目標は何か?」「目標達成にはどんな内容が必要か?」「指導の際にはどんなことに注意するか?」などを話し合い、充実した指導案が完成しました。このような活動を通して学生からは「泳げない人がどれだけ水中で不安を感じているか知って驚いた」「指導内容を考えることでより深く水泳について考えることができた」などの感想が聞かれました。

実技授業再開後はオンライン授業で学んだものを活かして泳力を爆発的に伸ばしています。状況が目まぐるしく変わる昨今ですが、IPU生は素晴らしい努力をしています。