整骨院院長と日本代表トレーナーの二足の草鞋を履く柔道整復師兼トレーナーの澤野氏が柔道整復師とトレーナーのキャリア形成についてご講演
12月11日に今年度第4回目となる「IPUスポーツ科学センターウェブセミナー」を開催しました。
今回は整骨院鍼灸院アシストの代表であり、日本知的障がいサッカー日本代表のトレーナーでもある澤野氏をお招きし、整骨院勤務の柔道整復師とスポーツ現場勤務のトレーナーのキャリア形成について講演していただきました。
最近では、街中やメディアで柔道整復師やトレーナーという言葉を見かける機会が増え、なんとなくどんな仕事なのかはイメージが湧く人も多いのではないでしょうか。
しかし、具体的な業務の差や求められるスキルの違いなどまで理解するためには実際に現場を見たり、お話しを聞いたりしないことにはわからない人の方が多いと思います。
そこで整骨院院長と日本代表のトレーナーという二足の草鞋の肩書きを持つ澤野氏に、整骨院業務とトレーナー業務の違いや、柔道整復師とトレーナーとしてどうキャリアを形成していくのかなどお話ししていただきました。
最初に柔道整復師とトレーナーがどう違うのかを定義していただき、役割の差や資格の差を説明していただきました。
そこから、澤野氏の経験談や整骨院での実際の勤務事情などの貴重な情報まで共有していただきました。
本学でも柔道整復師やトレーナーの資格を取りたい学生や、実際に目指す学生が多いため非常に有意義なお話が聞くことができました。
学生、一般の参加者含め30名程度の人に参加していただきました。
講演後のアンケートでも参加者からのいいフィードバックをいただきました。
<参加者の声>
“ATやトレーナー、柔道整復師など色んな資格があるが、さまざまな人をサポートできるということを知ってよりトレーナーや柔道整復師に対しての興味が増しました。”
“多様性の価値、責任、覚悟についての価値について知れました。私も責任、覚悟を持ち行動することで多様性の価値というものをより良いものにすることができると感じました。”
“今回のお話では、トレーナーとして何をしなければならないのかが明確になりました。トレーナーの業務は、トレーニングや計測だけでなく、選手や指導者とのコミュニケーションも含まれるということを改めて学びました。また、障がい者スポーツにはどのように関わっていけばいいのかを知ることができました。今後トレーナーとして活動していく中で、必ず今回の知識を活かしていきたいです。”
今回が今年度の最後のIPUスポーツ科学センターウェブセミナーとなりました。
今年度も多くの方に参加していただき、誠にありがとうございました。
来年度も楽しみにしていただければと思います。
またたくさんの参加お待ちしています。