2021年度体育学部体育学科「卒業研究」にて、【女子バスケットボール部】をテーマにした研究になります。
女子バスケットボールのパフォーマンス向上に対して有意義な研究となりました。
ぜひ、概要を読んでみてください‼
1. 前川沙原「バスケットボールプレー中の気持ちの切り替えに関する研究」(学問分野:体育・スポーツ心理学)(担当教員:佐々木)
【背景】
スポーツにおいて,どのような競技でも完全にミスをしないというのは難しい.特にバスケットボールは攻防の展開が激しく,ミスを引きずっていては次のプレイに影響が出てしまう.スポーツでは技術・体力と同様に精神をコントロールするテクニックが必要であり,そのためにメンタルトレーニングが必要である.
【目的】
本研究では,大学女子バスケットボールプレイヤーに対してプレイ中の気持ちの切り替え方法についてのアンケート調査を行い,メンバーとメンバー外,競技歴別で気持ちの切り替え方法にどのような差があるのか明らかにすることを目的とした.
【結果および考察】
全選手で検討すると「他のことを頑張る」ことが有効であると考えている者が多かった.例えば,「シュートミスをしたならディフェンスを頑張る」といったことが気持ちの切り替え方法として有効であると多くの選手が考えていた.
競技歴別では,競技歴が長い方が「楽しいことを考える」方法を有効だと考えていることが分かった.競技歴の長い方が気持ちに余裕が生まれ,ミスを深く考えすぎないのではないかと考えられる.
メンバー別では,メンバーの方が「声を出す」ことが気持ちの切り替え方法として有効であると考えていることが分かった.メンバーは,自分のプレイがチームの雰囲気に影響していると感じているため,「チームの雰囲気が悪い時」に気持ちの切り替えが必要であると感じていた.
研究は、自ら仮説を立てて、データや調査を行い、実証していきます。
体育学科では、自分の所属する部活動を対象とした研究を進める事ができます。
卒業研究はその集大成です!
パフォーマンスを高めたい選手は、いつも練習やトレーニングで行っていることかもしれません。
その自分の知見を後輩たちや未来のアスリート達へ伝えていきませんか。
どんなことができるのか?!を知りたい方は、ぜひ大学へお越しください。
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(作成 女子バスケットボール部部長 保科圭汰)