お知らせ

2021.02.25 競技サポート

ラグビー部のスプリント測定とトレーニングを実施!

速く走ることは様々のスポーツに共通して必要な能力です。環太平洋大学スポーツ科学センターでは、スプリント能力向上プロジェクトを立ち上げ、体育会各部のスプリント能力向上に向けた活動を開始しました。

第1弾となる今回は、ラグビー部の選手を対象にインスパイアで測定をおこなった後、場所をフィールドに移して2日間かけてスプリントトレーニングの指導を行いました。測定および指導を担当したのは、品田直宏講師(陸上競技部監督)と梶谷亮輔助教(陸上競技部短距離コーチ)でした。

まず、インスパイアの実験用走路でスプリント走中の地面反力(力の大きさ)とジャンプ能力を測定し、速く走るために必要な情報についての現状把握を行いました。測定に先立ち、これらを測定する意味を選手たちに解説すると、足を速くしたいと望む選手たちは、測定にも極めて意欲的に取り組んでいました。スプリントトレーニングでは、陸上競技部でも実践している基本的な動きの確認、身体の使い方、そして速く走るためのポイントなどを指導すると、選手たちの走りに対する意識も少しずつ変化していきました。ラグビー部に対するこのサポートは今後も継続して行い、そのトレーニング効果を検証するための測定も再度実施する予定です。

IPUの強みの一つとして、体育会スタッフ間でのコミュニケーションが取りやすい体制が挙げられます。今回のような部を越えたサポートが実現されるのも、その強みがあってこそです。今後も、スポーツ科学センターでは、体育会スタッフの協力も仰ぎながら様々なサポートをおこなっていく予定です。