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2021.03.02 競技サポート

厚底シューズと薄底シューズの比較実験が紙面で紹介

2月27日付の読売新聞夕刊に、スポーツ科学センターの主幹研究員であり、陸上競技部のコーチでもある吉岡利貢教授がおこなった実験の結果が紹介されました(「厚底」人気を数値で裏付け~環太平洋大学教授が薄底と比較)。

この実験は、薄底シューズと3種類の厚底シューズを履いた際のランニングエコノミー(自動車でいう燃費)および跳躍能力を比較したものです。記事内では、今回の実験対象者の場合、厚底シューズを履くことでマラソンの記録を8分程度短縮できる可能性があることや、長距離走の記録を決定する要因の一つである「バネ」をトレーニングではなくシューズを履くことによって獲得していることに対する強い懸念などが紹介されています。

※この実験結果は、来シーズンに向けたトレーニングへのヒントを得るためにおこなった実験で得られたものであり、論文として研究誌に掲載されたものではありません。