2月に実施した水球ジュニアチーム(岡山水球クラブ・安全スイミングスクール)の体力測定結果を、選手・スタッフの皆さまに、明石啓太助教がフィードバックしました。前回(10月)の測定から、冬場のトレーニングを経て、ほとんどの選手が体力を向上させていました。
今年度は、新たな試みとしてアスレティックトレーナーとしても活躍する江波戸智希助教が定期的に陸上トレーニングの指導も実施しました。前回の測定で水球選手はボールを投げる上半身の筋力はもちろん、水中で高く跳び上がるための脚筋力も重要であることが明らかになりました。江波戸助教はこれを踏まえたトレーニング計画を作成し、狙い通りこれらの体力を向上させました。このように科学的な根拠を持ってトレーニングサポートを実施できることもIPUスポーツ科学センターの強みです。
今回測定した岡山水球クラブ・安全スイミングスクールは合同チームを組み、3月26日から千葉国際総合水泳場で行われる「第43回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」に出場します。今年度、コロナ禍であまり試合できなかった分も大爆発させてくれることをIPUスポーツ科学センターとして応援しています。