お知らせ

2021.06.09 人材育成

授業紹介!「スポーツアナリティクス実習」〜データ分析でパフォーマンスを科学する〜

環太平洋大学体育学部では、今年度から「スポーツアナリティクス実習」(授業担当者:早田 剛、仙波慎平)を開講しています。テクノロジーの進化により、トップスポーツでは「スポーツも情報戦略の時代」と言われています。この情報の利活用は、チーム・選手のパフォーマンス向上の鍵となります。
そこで「スポーツアナリティクス実習」(3年・コア科目)では、スポーツ界の様々な現場において情報の収集、分析そして提供を効果的に行い、チームあるいは選手を強力に支援できるエキスパートになるための理論・手法を学びます。この科目で身につけた力は、実社会においても応用可能なスキルとなります。
授業では、女子バレーボールを例に「試合映像からどのようなデータを得ることができるのか?」をテーマとして、学生が自らの力で分析項目を設定し、データの収集・分析を行い、プレゼンテーションを行いました。
授業後のアンケートには、「データ分析を正確に行うことで今までわからなかったことが数字で表すことができるので、試合の勝敗に大きく関係すると思った。数字をしっかりデータとして選手に情報として伝わりやすくなり、効果的に練習もできると思いました。」(大石泰生、体育学科3年、福岡県春日高校出身)、「自身の専門競技ではなく、最初はとても難しく感じました。しかし分析を行っていく中で、たくさんのアイディアが浮かび、今までとは違う見方ができ、新しい発見に繋がりました。」(早田琳、体育学科3年、和歌山県笠田高校出身、女子ソフトボール部)など、深い学びを示唆する回答が目立ちました。
スポーツアナリティクス実習は、今まで感覚的に行ってきたパフォーマンスを「データ分析」という新たな視点で捉えることにより、新たな気づきを与えてくれる授業となっています。
データ分析に興味がある方は、仙波慎平先生による公開講座「中学生にもできる!チーム・選手のパフォーマンスを向上させるゲーム分析」を是非ご聴講下さい。