前期開講科目の体育測定評価(授業担当:田中耕作)についてご紹介させていただきます。
体育測定評価の授業では、小学校で行われる新体力テストのような基本的な体力測定からインスパイアで測定できる専門的な測定方法に加えて、測定されたデータの分析や活用法など幅広く学ぶことが可能です。
また、前期授業の間に自分自身の身体データを縦断的に記録して、その変化を分析することも行っております。写真は、体育学部体育学科3年生の片山さんの発表の様子です。彼女はこれまで、起床時の体重を毎日同時刻に測定し、その変化を観察しました。その結果、トレーニングの内容や体調の変化に伴って体重の変化がみられることが分かりました。また、その結果についてディスカッションを行いました。今後さらに詳しく調べるために除脂肪体重の測定を行っていくそうです。
受講生からは以下のような感想が多く寄せられています。(81名のレポートを一部抜粋)
「データをまとめてわかりやすくフィードバック方法までをシミュレーションすることで体力測定のイメージができた」
「様々な測定方法を学ぶことができたので、実際に自身の身体で測定してみたいと思った」
「様々な数値を出したり、その数値の価値を学ぶだけでも、スポーツ選手にとってプラスになると思った」
「データを用いて学ぶのが面白い」
このように体力測定・評価法を学ぶと同時に、自身で測定したのデータを通して多くのことを学ぶことができます。