7月3日から4日にかけて、児島マリンプールで、岡山県選手権水泳競技大会が開催されました。国体の予選を兼ねたこの大会では、社会人から小学生まで幅広い年代の選手が岡山県最速を競います。
この大会で、IPUスポーツ科学センターがレース分析を実施しました。競泳のレース分析は日本水泳連盟の科学委員会が長年実施しており、主要大会のデータはWebで公開されています(下部URL参照)。10mごとの速度、ストローク長、ストロークタイム(ピッチ)の変化、スタートやターンのタイムなど有益な情報が盛りだくさんです。これと同様の手法で行い、岡山県競泳界のレベルアップに役立てるのがねらいでした。
本活動には、中西将吾くん(体育学科4年)、平野絢子さん(健康科学科3年)、橋爪暁弘くん(体育学科3年)の3名が参加しました。競泳日本代表チームのサポート経験を持つ明石助教からレースの撮影や分析方法などのレクチャーを受け、無事にやり遂げることができました。支える側から見たスポーツ現場の風景やデータ処理の重要性、難しさを知る貴重な2日間になったと思います。
IPUスポーツ科学センターでは学生が様々な科学サポートの現場に参加できる機会を作っています。
※ 本活動は岡山県スポーツ協会の医・科学サポート事業として実施されました
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