9月22日(水)に「第8回IPUスポーツ科学センターウェブセミナー」を開催しました。
このセミナーは、アスレティックトレーナー育成プロジェクトの一環として行われたもので、
講師には、バスケットボール界で育成年代の指導を長年されてきた星川精豪氏をお招きしました。
星川氏はNBAで活躍されている八村塁選手や渡邊雄太選手などを育成世代の頃にトレーナーとして指導されてきた方です。
講演テーマは「小・中・高校育成年代の身体、怪我予防とトレーニング ~部活動の指導者にも知ってほしい身体のこと~」、
学生、一般参加者を合わせて約95名の方にご参加いただきました。
発育発達と怪我予防トレーニングとの関係だけでなく、育成年代ならではの教育的観点まで広く実例を交えながらお話頂きました。
<参加者の声>
”トレーニングのグループ分けを学年で行わず、成長度合いによって決めているということがとても印象に残りました。育成年代ではトレーニングの強度などは今後の選手生命などにもつながってくるため、成長度合いによってグループ分けをすることは選手にとっても良いことだなと感じました。”
”選手を主体的に行動するようになるにはどうすればいいのか悩んでいたので、今回聞いた話を生かしていきたいと思いました。”
”今回は小中学生に当てた内容で早めの段階からスポーツ活動を行っていく際には身体の成長度を知っておくことやスポーツ技術だけではなくスポーツ活動を通じて成長・努力することを感じさせながら指導していくことというのは競技を行っていても楽しく、伸び伸びと取り組めるなと思いました”
”異なる年代に対してのそれぞれのアプローチの仕方、身体の成長面での特徴をしっかりと抑えて指導できるようになりたいと感じました。また、高いコミュニケーション能力も求められるなと感じたので人間的にも学生トレーナーの活動を通じて身につけていきたいと思いました。”
10~12月も毎月1回、IPUウェブセミナーを開催いたしますので、ぜひ、ご参加ください。
https://iss-ipu.jp/cgi/web/index.cgi?c=information-2&pk=260
※ 本セミナーは岡山県スポーツ協会様にご後援頂き開催されました。