2021年度4月から、スポーツ科学センター(INSPIRE)を活用した「運動生理学実習」がスタートしました。
この科目は、身体運動に伴う各器官(運動器系、神経-筋骨格系、呼吸器系、循環器系)の生理応答や身体機能を測定・評価する方法を学ぶ実習科目です。
今回は、早田剛先生(体育学科長)による講義を紹介します。
今回の対面受講では、「歩行と走行の違いを運動力学視点から明らかにする」ことを目的として、マーカレスモーションキャプチャーやフォースプレートを用いて、歩行動作と走行動作を測定・評価しました(写真・動画を参照)。
授業を通して、学生は、測定機器の原理を理解し、測定によって得られたデータをもとに、図表やグラフを作成します。
その後は、専門分野の教員とディスカッションを行ったり、レポートの作成を行うなどして、学びを深めています。
環太平洋大学では、この他にも「体力学実習」、「運動生理学実習」そして「スポーツアナリティクス実習」が開講され、スポーツ科学における実践力を身につけることができます。