お知らせ

2021.11.26 人材育成

バスケットボール女子日本代表パフォーマンスコーチである松野氏がトレーナーを目指す学生に講演

11月24日(水)に「第10回IPUスポーツ科学センターウェブセミナー」を開催しました。
このセミナーは、トレーニング指導者育成プロジェクトの一環として行われたもので、
講師には、今年開催された東京オリンピックでもバスケットボール女子日本代表のスポーツパフォーマンスコーチとして帯同された松野慶之氏をお招きしました。

講演テーマは「パフォーマンス向上に向けた選手強化のコンセプト -障害予防、トレーニング、リカバリーを含めた選手教育の取り組み-」と題して、東京オリンピックで銀メダル獲得と大躍進したバスケットボール女子日本代表でのこれまでの取り組みをお話頂きました。

学生、一般参加者を合わせて約80名の方にご参加いただきました。
パフォーマンス向上のためのトレーニングコンセプトから、選手の自立を促す具体的な方法まで丁寧にお話頂きました。

<参加者の声>

”選手自身が考えトレーニングであったりクールダウンのメニューを取り入れることにより選手自身の意識レベルであったり自分自身のコンディショニングを理解しておくという部分でとても必要なところだと思いました。そして選手自身に選択をさせるという部分で選手を育成させるということも必要になってくるなと感じました。”

”とても分かりやすく丁寧に説明してくださったのでとても良かったです。新しく知ることができたことなども多くあり、特に選手自身に自分の体を管理させるようなコーチングがとても大事になると分かりました。普段トレーナー活動をしているわけではないですが、将来的に柔道整復師としてバスケットにかかわることができた際には今回学んだことを実践してみたいと思います。
貴重なお話ありがとうございました。”

”今日の講義で、バランス良く鍛えることはパフォーマンスを向上させるうえですごく大事になってくるってことを改めて感じることができた。自分も、スポーツをしているのでそういった内容はすごく勉強になりました。
また、リカバリー部分に関しては自分でも色々やってみて自分に合ったリカバリー方法を見つけていけたらと思う。”

”アップの段階でどういったことをやるべきなのかということと、各々で行うことが異なる中で自分たちで設定し、管理していくことが大切であるということがプロレベルで戦う上でとても重要とされていると感じた。それらの動きというのを固定せず、選手が自主性と向上心を持ち取り組めるようにアイディアを提供するトレーナーの役割は責任が強くあるものだと思いました。”

”パフォーマンスピラミッド、joint by joint theoryなどの基本的な理論をトップレベルでも応用されているのだと理解できました。”

12月と今年度最後のIPUウェブセミナーを開催いたしますので、ぜひ、ご参加ください。
https://iss-ipu.jp/cgi/web/index.cgi?c=information-2&pk=260

※ 本セミナーは岡山県スポーツ協会様にご後援頂き開催されました。