9月23日に道後山クロカンパークで開催された「全日本大学駅伝中国四国地区選考会」で見事に1位になり、初の全日本大学駅伝出場を決めた陸上競技部。普段から、各種測定や低酸素トレーニングなど、インスパイアを使った強化を推進していますが、この大会の翌週には、夏のトレーニングの成果を確認すべく、形態、SSC能力(いわゆるバネ)およびランニングエコノミー(※)の測定を行いました。
この日の測定で明らかになったのは、夏休み前に行った測定からのランニングエコノミーの著しい改善でした。日常から、高重量のレジスタンストレーニング(筋力トレーニング)やプライオメトリックトレーニングを行っている本学の長距離選手たち。ほとんどの大学が行う夏合宿を行わない理由も、これらのトレーニングを環境の整った大学で行うためです。前期シーズン終了後、これらのトレーニングを抜かりなく行った成果が数字にあらわれ、選手たちのモチベーションもさらに高まっていました。
※ランニングエコノミーとは、ある速度における酸素摂取量あるいは一定距離を走るのに要した酸素摂取量で評価します。