2月26日から27日にかけて、IPUスポーツ科学センターの測定施設・インスパイアで、BMXフリースタイル・パークのナショナルチームの科学サポートを行いました。この事業は日本自転車競技連盟が取り組む「次世代ターゲットスポーツの育成支援事業」(独立行政法人日本スポーツ振興センター委託事業)の一環として、本学教員の多方面にわたる専門性を競技力向上に活かしてもらうべく実施しています。東京オリンピックに出場した中村輪夢選手や大池水杜選手も参加しました。
【2/26・講習会】
保科圭汰先生(体育学科講師)が栄養学の、崔回淑先生(体育学科准教授)が心理学の講習会を実施しました。選手・コーチから競技現場ならではの質問も多く出て、ディスカッションが盛り上がりました。
【2/27・フィットネスチェック】
田中耕作先生(体育学科助教)と明石啓太先生(体育学科助教)がフィットネスチェックスを行いました。フリースタイル・パークは空中で派手なトリックを繰り広げる種目なので、技術が鍵なのはもちろんですが、より高く跳んだり、演技の後半もトリックの質を保ったりするには体力も重要です。選手のみなさんは現在の体力レベルを把握するために全力でバイク測定に臨んでくれました。また、今回は初の試みとしてバニーホップ(バイクでジャンプする基本的な技)の動作分析も行いました。高く跳べる選手や着地の上手い選手はバイクをどう扱っているのか、地面にはどのように力が加わっているかなどを調べることで、レベルアップのポイントを探ります。
今回の測定の様子も含めたBMXナショナルチームの活動が、NHK・BS1の「スポヂカラ!」で放送される予定です。
詳細はまたお知らせしますので、お楽しみに!