トレーニング演習Ⅱ(応用)では、トレーニング指導者であるS&Cコーチのみならず、アスレティックトレーナーの資格にも紐付けられ、
身体の専門家を目指す学生が多く履修している科目であります。
トレーニング演習Ⅰ(基礎)では、筋力を高めるレジスタンストレーニングの基礎を学んできましたが、
競技力向上のためには、高めた筋力をパワーやスピードに転換していく事が求められ、
レジスタンストレーニング以外の様々なトレーニングを実践する事で総合的に体力要素の向上をさせていく必要があります。
また、筋パワーを高める事は、機能的能力を改善し高齢者の転倒予防など生活の質を向上させる事にも寄与します。
そこで、本授業では、可動域、呼吸、体幹、バランス、パワー、スピード・アジリティ、持久力等の各種トレーニングの立案・指導するために必要な知識と技能を習得することを目的としています。
各種トレーニングについては講義と実技を通して目的やフォーム、指導法について学びます。
そして、最後には学生自ら各トレーニングの指導案を作成し、集団に対する指導実践を行います。
授業の参加者からは以下のような感想を頂いております。
「実際に行うことで各トレーニングのポイントや重要性などを理解しながら行えた。」
「トレーニングを体験し、実際に指導案を書いて、どのようなことに気を付けながら指導すればいいのかを知れた。」