今回紹介する授業は『トレーニング指導実習』です。
トレーニング指導実習は、3年生で開講されている実習科目になります。
この科目は、全米ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)が発行するトレーニング指導者資格であるCSCSを取得するために必要であり、体育学科と健康科学科の両学科の学生が受講しています。
この授業では、後期に開講されるトレーニング演習のSAとして、下級生に対してトレーニング指導を実践していきます。
上級生として下級生により良い指導を行うことを目指して前期は、レジスタンストレーニング指導に必要な知識の整理を行いました。
そこでは、トレーニングの正しい動作や間違った動作についてディスカッションを行いオリジナルの指導マニュアルの作成を行いました。
また、受講生同士でデモ指導を行い、指導時の声かけや模範の見せ方などについて実践してお互いの指導方法について学びを深め合いました。
後期はトレーニング演習で指導実践の本番を迎えました。
前期に準備したことを下級生に対して行っていきましたが、最初は準備した内容が上手く伝わらず、
指導実践に苦戦することも沢山ありました。
しかし、何度も指導を繰り返すことで自分の指導内容を後輩達に伝えられるようになりました。
後輩達からは「SAの先輩が、親身になって丁寧に教えてくれるので、とても分かりやすかった」といったコメントをもらうなど、
1年間の実習を通してトレーニング指導の技術を養うことができました。
このように、体育学科のトレーナー科目は、1、2年生で知識や技能といった『基礎』を身につけ、3年生では、基礎を応用する『応用力』や『実践力』の習得を目指しています。
〇トレーニング演習Ⅰ基礎 紹介記事
https://iss-ipu.jp/cgi/web/index.cgi?c=information-2&pk=323〇トレーニング演習Ⅱ応用 紹介記事
https://iss-ipu.jp/cgi/web/index.cgi?c=information-2&pk=333