お知らせ

2022.03.01 人材育成

スポーツサイエンティスト育成プログラム参加の橋爪暁弘君がUNIVAS AWARDSで優秀賞を受賞!

IPUスポーツ科学センターでは、主に競技パフォーマンス向上を科学的手法を用いてサポートする人材を育成する「スポーツサイエンティスト育成プログラム」を展開しています。その中心的存在であり、陸上競技部・中長距離ブロックの「スポーツサイエンティストチーム」のリーダーも務める橋爪暁弘君(体育学科3年・大分西高校)が、大学スポーツ協会(UNIVAS)主催の「UNIVAS AWARDS 2021-22」のサポーティングスタッフ・オブ・ザ・イヤー部門で優秀賞を受賞しました。

本学入学と同時に選手として陸上競技部に入部した橋爪君でしたが、長引くケガの影響もあって、2年生の秋には陸上競技をやめることも考えました。しかし、陸上競技への思いと、元々持っていた競技力向上への探求心は衰えず、選手としてではなく違う形でチームに貢献したいと考えるようになりました。そこで、インスパイア(IPUスポーツ科学センターの測定施設)を用いて定期的に行う体力測定を、同じく大学院進学や教員を目指す後輩たちとともに行い、そのデータを吉岡利貢コーチ(体育学科教授・スポーツ科学センター主幹研究員)に提供する役割を買って出ました。

科学的手法を用いて選手の競技力を高めることに意欲的で、かつ「地方大学が強化を図るには、他大学にはない特色を出すことが必要」と考えていた吉岡コーチにとって橋爪君の存在は極めて大きく、橋爪君率いるサイエンティストチームがコーチングのための貴重な資料を準備することでチーム力も飛躍的に向上、チームからは男子800mの日本記録保持者も誕生しました。

今回の受賞は、橋爪君のこのようなサポート活動が認められたことによります。IPUスポーツ科学センターでは、今後も、学生の競技力向上に貢献するのみならず、競技力向上を支える学生の育成にもますます力を入れていきます。