お知らせ

2022.03.12 人材育成

授業紹介:スポーツ栄養学実習(担当:保科圭汰)

今回、紹介する授業は「スポーツ栄養学実習」です。

本授業は、今年度から開講した科目で2年次の「スポーツ栄養学」で学んだ知識を基に様々な測定や調査、分析を行う科目です。
また、自身の食生活から改善点を見つけ出して望ましい食生活に繋げること、競技力向上や身体作りのための献立を立案できるようになることを授業の目標としています。

今年度は、コロナ禍の影響もあり授業時の調理実習を見送りましたが、自身の食事を題材にするために写真で食事を記録してもらい、意識した点や改善点を導き出すことに取り組みました。意識した点や改善点をグループで共有し、全体で発表することによって受講者同士がアドバイスし合い、栄養面に対する意識を高め合う姿が見受けられました。

〈受講者の感想(抜粋)〉
・栄養計算ソフトを使って自分の食事の栄養計算をすることで改善点がよく分かった。
・料理を作る上において必要な栄養素を考えながら献立を作り、それを共有することで、その料理を作ってみたいと思えた。
・食材の配分やどのようにバランスよく食事を摂ればいいか考えるようになった。
・栄養管理をこれまで以上にきちんとしないといけないと思った。

本授業では普段、自身で行う機会の少ない栄養計算や測定を実施することで、競技力向上や身体作りに向けた改善点を栄養の面から具体的に考え、実践する力を身に付けることができます。
学生アスリート自身はもちろんのこと、アスリートを支えるトレーナーを目指す学生にも受講してもらいたい授業です。
競技をする上で体重管理(増量、減量)や貧血の予防や改善などに対し、栄養面からのアプローチが求められます。是非、自身の食生活を振り返ってみましょう。