体育学科の木下ゼミの活動について紹介させていただきます。
教員志望の学生に対し、環太平洋大学では、大志会、教職支援室、各学科等が、様々な学習・相談の場を設定し、進路実現の支援をしています。
その中で、木下ゼミでも、春休みの期間を利用して次年度教員採用試験を受験するゼミ生と共に勉強会を開催しました。
ここでは、教員採用試験の筆記試験問題に対する質疑応答や、二次試験対策(主に模擬授業や面接の対策)として、授業づくりにつながる議論や演習を行っています。
特に、今回力を入れた事柄として、ICTの利活用に関わる議論や演習が挙げられます。近年では、ICTの利活用が学校現場でも求められ、教員採用試験においてICTを活用した模擬授業を求める自治体も増えてきました。
こうしたことから、各種情報メディア、デジタル機器に触れながら、その活用方法や留意点、今後予想される技術について、文部科学省の発行する関係資料や近年の研究動向、社会動向等も踏まえつつ考えを深めていきました。その他、ICTに関わる時事的な内容、用語(例えば、「GIGAスクール構想」、「society5.0」等々)についても、確認するとともに、議論を行いました。
参加したゼミ生からは、
「自分の知らないところで進んでいた技術を知ることができた」
「聞いたことはあったけど、説明したり授業につなげたりすることができなかった事柄について考えることができた」
といった感想がありました。
もうすぐ、次年度が始まりますが、今後は、新たにゼミに入る教員志望の学生ともこのような勉強会の機会を持てればと思います。
こうした時間が、進路実現、また卒業研究につながるよう、さらにゼミ活動を展開していきます。