女子ソフトボール部のアナリストとして日本一を目指す熊野由比さん(早田ゼミ4年生)
今、この瞬間も頑張っているホットな学生をお伝えする企画
IPU Students in The Spotlight Now !!
この企画では体育学科の現役学生において
部活・ボランティア活動など様々な分野において活躍・貢献している学生や
教員・公務員・企業など将来の目標に向かって頑張っている学生を紹介していきます。
今回紹介するのは体育学科4年生、熊野由比さん(早田ゼミ)です。
熊野さんは女子ソフトボール部のアナリストとして日本一になることを目標として、
3年生から本格的にアナライザの勉強や経験をするための活動を始めました。
現在では4年生となり、これらの経験を生かすことができる企業への就職も決まっています。
Q 現在、頑張っていることは何ですか?
A 私は今、女子ソフトボール部のアナリストとして日本一を目標に日々活動しています。
アナリストとはスポーツ選手・スポーツチームに対して有益な情報提供やデータ分析を行う人のことです。
自分は自チームの動作分析、練習試合のゲーム分析と相手チームのゲーム分析を行い特徴や戦術を推測するなどのことを行っています。
Q なぜ、アナリストになろうと思ったのですか?
A 女子ソフトボール部で選手として競技を行う中で、チームの中での競技レベルの差をどのようにすればなくすことができるのか、
チーム・個人個人の強み、弱みは何なのかという疑問を持ったことがきっかけです。
この疑問を数値化し可視化できればチームの競技力がもっと向上するのではないかと思い本格的に始めました。
Q これまでIPUではどのように過ごし、どのような学びや気づきを得てきましたか?
A 1年生、2年生の頃は特にやりたいことなどもはっきりしていなかったので、
競技を行う中で自分にプラスになる知識を身に付けようと学業に取り組みました。
3年生から本格的にアナライザの勉強や経験をするための活動を始めました。
授業を行う中で分析の方法や分析の着眼点を学ぶことでゲーム分析の必要性を感じました。
4年生では、これらの経験を生かすことのできる仕事に就きたいと考えるようになりました。
ですが、スポーツのゲーム分析を行うことのできる進路先というのはなかなか見つからず諦めていました。
しかしゼミ担当の早田先生の勧めで、卒業後の就職先の会社と出会い、
自分の好きなこと・やりたいことを職業にすることができました。
Q 履修して良かったと感じる授業を教えてください。
A ゲーム分析について理解を深め、魅力を感じさせてもらえたスポーツアナリティクス実習です。
※授業紹介の記事はこちら
スポーツアナリティクス実習(https://iss-ipu.jp/cgi/web/index.cgi?c=information-2&pk=326)
Q 就職先を教えてください。
A 就職先はSEB体育企画株式会社に決まっています。
女子ソフトボールリーグのゲーム分析と幼児体育の指導を行います。
ゲーム分析を通して、ソフトボールだけではなく幼児体育など様々な分野でこのゲーム分析を生かし貢献していきたいです。
※IPU就活サポートはこちらhttps://ipu-japan.ac.jp/news/10585/
Q ゼミナールの先生である早田先生を紹介してください。
A ゼミナールの先生はバイオメカニクス、運動学などを専門領域とされている早田剛先生です。
3年生から早田先生のゼミ生として、授業時間以外にもスポーツ分析についての知識を多く学ばせて頂きました。
また、「地域に飛び出せ大学生!おかやま元気!集落研究・交流事業(https://www.pref.okayama.jp/page/727512.html)」
の活動を通して、就職活動をする中で他の人とは違う体験、経験をすることもできました。
※教員紹介はこちらhttps://ipu-japan.ac.jp/faculty/taiiku/teacher/
Q 最後にIPUを選んで良かったことを教えてください。
A 私は、自分の興味のあることについて多くのことを学ぶことのできる環境が整っていることで、
多くのことを学ぶことができたことがIPUに入学してよかったと思うことです。
13年間ソフトボールをしてきて、このアナライザというゲーム分析の分野を2年前に初めて知り、
そこからアナライザの面白さやスポーツをする上での重要性を感じました。
このように感じることができたのは、IPUならではの授業のカリキュラムがあったからこそだと私は思います。
そして、自分の大学で学んだことを最大限に生かすことのできる仕事を見つけることができたのも、
就職支援をしてくださった先生方にも感謝しています。
何よりも、自分の本当にやりたいことを見つけられる大学環境にいられることに感謝したいと思います。