お知らせ

2022.10.10 人材育成

スポーツを科学的な視点から指導できる中学校保健体育科教員を目指す田村悠太さん(十河ゼミ4年生)

今、この瞬間も頑張っているホットな学生をお伝えする企画
   IPU Students in The Spotlight Now !! 

この企画では体育学科の現役学生において
部活・ボランティア活動など様々な分野において活躍・貢献している学生や
教員・公務員・企業など将来の目標に向かって頑張っている学生を紹介していきます。

今回紹介するのは体育学科4年生、田村悠太さん(十河ゼミ)です。

田村さんはスポーツを科学的な視点から指導できる中学校保健体育科教員になることを目標として、
隙間時間に勉強を重ね、1次試験を見事突破しました。
現在は運動生理学を中心としたスポーツ科学に関する知識や技術を卒業研究という形で取り組んでいます。

Q 現在、頑張っていること、また、その理由は何ですか?
 A 教員採用試験合格に向けて、実技・面接練習や専門教養・教職教養などの筆記の勉強を頑張っています。
   教員採用試験に向けての勉強を始めたきっかけは、
   高校生の時からの夢である保健体育科教員という夢を叶えたいと思ったからです。
   各自治体の教員採用状況も厳しく、授業や講座もハードで、途中諦めそうになった時もあります。
   しかし、教育実習に行き、実際に生徒と関わる中で教員になるという想いがより一層強くなりました。
   この想いを胸に秘め、教員採用試験に向けて勉強を始めました。

Q これまでIPUではどのように過ごし、どのような学びや気づきを得てきましたか?
 A 1年生の時は、教員採用試験に向けて基礎知識を身につけることを目標として、
   毎日の授業に休まず出席し課題を提出することで学びを深めてきました。
   さらにオープンキャンパスのスタッフなどボランティアにも積極的に参加し、
   コミュニケーション能力などの非認知能力を身に付けてきました。

   2年生の時は、新型コロナウイルスが流行し、授業もオンライン授業になりましたので、
   友達とも疎遠になり、一人で授業の課題に取り組みました。
   一人ではモチベーションの維持が難しく、何度も教員を諦めようと思いましたが、
   直接会えないながらもSNSなどを通じて友達と支え合いながら乗り越えてきました。
   これらの経験から、友達という存在の大切さを痛感しました。

   3年生の時は、教育実習や教職科目の授業がより実践的になり、教員になるという想いが強くなる一方で、
   モチベーションを維持することの大変さを知りました。
   また、ジュニアアスリートの体力測定などにも積極的に参加し、
   様々な年代と関わることにより、個性や多様性などを学びました。

   4年生となった今は、教員採用試験に向けての講座で保健体育科教員という夢に向けて本格的に活動していくようになりました。
   隙間時間に勉強を重ね、1次試験を突破し大きく夢に近づくことができました。
   現在は、ゼミナールで学んだ運動生理学を中心としたスポーツ科学に関する知識や技術を卒業研究という形でまとめています。
   保健体育教員になった際は、生徒にスポーツを科学的な視点から指導できるような教員になりたいと思い、
   残り僅かな大学生活を充実したものにしていきたいと思っています。

Q 保健体育科教員を目指す学生が履修している科目や講座を教えてください。
 A 保健体育科指導法(授業紹介「保健体育科指導法Ⅳ(実践)」担当:齋藤祐一|IPUスポーツ科学センター (iss-ipu.jp)
   大志会(先生になる[大志会] | IPU・環太平洋大学 (ipu-japan.ac.jp)
   キャリアマネジメント(授業紹介「キャリアマネジメントⅡ」 ~中高保体教員への道~担当:赤松敏之|IPUスポーツ科学センター (iss-ipu.jp)

Q ゼミナールの先生である十河先生を紹介してください。
 A 私のゼミナールの先生は、人間の身体の特徴やメカニズムなどの運動生理学や健康科学を専門とする十河直太先生です。
   2年生のメンターの時からお世話になっており、運動生理学の分野について様々な体験活動を通じて教わってきました。
   さらに、日頃から学生のことを気にかけ、相談や時には雑談などに乗ってくださり、
   大学生活だけでなく私生活の面においても、大きく支えて頂きました。
   現在、「陸上競技のやり投げにおけるパフォーマンス向上」をテーマとして卒業研究に取り組んでいます。
    ※教員紹介はこちらhttps://ipu-japan.ac.jp/faculty/taiiku/teacher/

Q 最後にIPUを選んで良かったことを教えてください。
 A IPUの良さはサポートが手厚いことだと思います。
   教員を目指す学生のために、大志会、面接講座、論作文講座、夏季勉強会、冬季勉強会などがあります。
   先生方が勉強の相談に乗ってくれることにより、安心して教員採用試験に向けて勉強をしていくことができると思います。
   さらに、こういった手厚いサポートにより、教員を目指す生徒が自然と集まり、
   みんなで高め合いながら教員採用試験の合格に向けて取り組んでいくことができるということがIPUの良さだと思います。
    ※教員合格実績はこちらhttps://ipu-japan.ac.jp/news/10612/