環太平洋大学はスポーツ庁から委託を受けUNIVAS(大学スポーツ協会)が募集した「大学スポーツ資源を活用した地域振興モデル創出支援事業」に採択されました。
本学の企画提案した内容は、中学校部活動の地域移行という地域スポーツの大きな転換点に際して、大学のスポーツ資源(豊富な学生人材やスポーツ科学者、施設設備、知的財産など)を積極的に活用し、地域スポーツの運営に貢献することを目的にしています。
特に中学校部活動の地域移行事業の大きな課題となっているのは中学生年代のスポーツ指導をする担い手や活動場所の不足、科学的知識に基づいた指導力の不足などです。
環太平洋大学には日頃からスポーツ科学的知見に基づいた指導やトレーニング、サポートを行っている学生が豊富におり、最新のスポーツ科学を研究する教員も豊富にいます。地域の現場のニーズに応じて、求められる最適な学生を派遣し、地域スポーツ指導者に対する講習会や研修会も行っていく予定です。
学生がスポーツ支援を通じて学校をはじめ地域の生活の場に出ていくことで、学びつつ地域貢献ができる学生にとっても地域にとっても嬉しい仕組みを作っていきます。
本事業で構築されたモデルは検証を経て、その知見は広く還元される予定です。