「自分が下した決断を正解にする行動を」サッカー指導者(GKコーチ)になる夢を達成した植田恵也さん(江波戸ゼミ4年生)
今、この瞬間も頑張っているホットな学生をお伝えする企画
IPU Students in The Spotlight Now !!
この企画では体育学科の現役学生において
部活・ボランティア活動など様々な分野において活躍・貢献している学生や
教員・公務員・企業など将来の目標に向かって頑張っている学生を紹介していきます。
今回紹介するのは体育学科4年生、植田恵也さん(江波戸ゼミ)です。
植田さんは、将来サッカーのGKコーチになる事を目標として、
大学2年の頃からサッカー部でプレーをしながら指導の勉強をしていました。
大学3年時からは指導者業に専念し、学生GKコーチとして大学生とトレーニングをしたり、
系列校の創志学園高校サッカー部のGKコーチとしてGKの強化や普及に携わっていました。
Q 現在、GKコーチではどのような事をされていますか?
A 創志学園高校サッカー部の活動をメインに、日々のトレーニングメニューの作成、
トレーニング指導、ゲーム時のウォーミングアップ、ゲームの振り返り等を行っています。
トレーニングでは、GKのパフォーマンスアップを目標に、
様々な観点からアプローチできるようGKの専門技術習得に加えて、
フィジカル要素にも目を向け、大学の江波戸先生や同級生の学生フィジカルコーチのアドバイスも取り入れながら強化を進めてきました。
また、GKコーチとしての勉強のために、大学サッカー部の清水健太GKコーチのもとで、
TOPチームGKトレーニングのアシスタントをはじめ、IPU GKプロジェクトの活動に携わらせていただきました。
※IPU GKプロジェクト:https://www.youtube.com/channel/UCY0rvGcFCW9tBsSieC5gZrw
※IPU体育会の情報はこちら:https://ipu-japan.ac.jp/athletic/
※サッカー部HP:https://kshimizu7.wixsite.com/ipusoccer/staff
Q なぜ、GKコーチになろうと思ったのですか?
A 自分自身、小学生から始めたサッカー人生の中でGKとして様々な経験や学びを得る事ができました。
その経験や学びを活かして次は指導者として選手に伝えていきたいという思いと、「まだまだGKについて学びたい」、
「サッカー、GKというツールを通じて選手と共に成長したい」と思い、GKコーチになろうと思いました。
Q これまでIPUではどのように過ごし、どのような学びや気づきを得てきましたか?
A 将来的に指導者になる為にも大学サッカーを選手として経験する必要があると思い、1、2年生時は、選手としてプレーしました。
Jリーグのプロ選手との試合に出場させてもらえたりできたので、かけがえのない2年となりました。
2年の秋頃から、選手を続けながら創志学園高校のGKコーチとしても活動するようになりました。
選手をしながら指導者をする事でより選手目線の発見や指導ができ、充実していました。
しかし、選手と指導の活動を続けていくと充実はしているが、どっちつかずの生活を送っているようにも感じました。
そこで3年から選手を退き、学生GKコーチとして指導者業に専念する事になりました。
大学の清水GKコーチと共にIPU GKプロジェクトの活動や創志学園高校、大学外の機関との繋がりもでき、
指導者として多くの学びが得られた2年間となりました。
4年間を通じて学んだ事は、進み続ける力だと思います。
大学4年は驚くほどあっという間なので、ネガティブになれる時間なんてありません。
自分の4年後をイメージして今の自分はどうするべきなのか、考えて行動して突っ走っていくしかありません。
正解を探すのではなく、自分が下した決断を正解にできるよう行動する事が大切だと気付けました。
Q 履修してよかったと感じる授業を教えてください。
A トレーニング演習の授業で取り上げられたトレーニングはGKのフィジカルトレーニングをする際に活かしています。
また、コーチング論の授業では、あらゆる競技のスペシャリストの先生方の考えや指導理論を学べたので今でも振り返ったり、参考にしています。
※授業紹介 トレーニング演習Ⅰ(基礎) https://iss-ipu.jp/cgi/web/index.cgi?c=information-2&pk=323
※授業紹介 トレーニング演習Ⅱ(応用) https://iss-ipu.jp/cgi/web/index.cgi?c=information-2&pk=333
Q 目標としてる資格はありますか?
A まずは、JFA公認GK LEVEL -1ライセンスの取得に向けて頑張っています。
その後、JFA公認B級コーチライセンス等のサッカー指導の資格取得を目指しています。
Q 就職先を教えてください。
A 母校である広島県立広島皆実高等学校サッカー部のGKコーチに就任する事となりました。
チームとしての目標、選手それぞれの目標達成の為に、大学での学びを存分に活かしていきたいです。
Q ゼミナールの先生である江波戸先生を紹介してください。
A ゼミナールの先生はこれまでJリーグアカデミーの現場で、
コンディショニングコーチやフィジカルアドバイザーなどをされてきた江波戸智希先生です。
1年生の頃からフィジカルトレーニング等を指導してもらい、自分が選手を退いてからもトレーニングについてや選手育成、
Jリーグアカデミーの現場事情など指導者として必要な知識やノウハウを教わってきました。
スポーツ科学の専門的な知識をもちろん、それに加えてユーモアも兼ね備えている先生なので生徒からの人望も厚く、頼りがいのある先生です‼︎
ゼミナールでは「研究とスポーツ・運動現場との懸け橋」をテーマ・ミッションとして学んでいます。
※教員紹介はこちら https://ipu-japan.ac.jp/faculty/taiiku/teacher/
Q 最後にIPUを選んで良かった事を教えてください。
A 自分の目標達成に向けて、様々な分野のスペシャリストの先生方や仲間達との出会いがあり、
色々な繋がりを持てたことが良かったと思います。
自分自身、将来的にサッカー指導者(GKコーチ)になる事を入学前から掲げており、
その為の環境はIPUが1番だと確信していました。
それは4年経った今、間違いなかったと実感しています。
ゼミナールの江波戸先生をはじめ、大学サッカー部スタッフのおかげで系列校創志学園高校との繋がりを持てたり、
大学外の機関との繋がりも持つ事ができました。
大学4年間での目標、卒業後の目標が明確にあり、
自身の信念があればそれを達成する為の環境は抜群で、後は自分次第です。
自分の挑戦もまだまだこれからです。
GKコーチとして、サッカー指導者としてIPU出身と胸を張って言えるよう励んでいきたいと思います。