「好きを仕事に」S&Cコーチになる夢を達成した叶 屹辰さん(江波戸ゼミ4年生)
今、この瞬間も頑張っているホットな学生をお伝えする企画
IPU Students in The Spotlight Now !!
この企画では体育学科の現役学生において
部活・ボランティア活動など様々な分野において活躍・貢献している学生や
教員・公務員・企業など将来の目標に向かって頑張っている学生を紹介していきます。
今回紹介するのは体育学科4年生、叶 屹辰さん(江波戸ゼミ)です。
叶さんは、S&Cコーチになる事を目標として、
大学1年の頃からサッカー部でフィジカルコーチ(S&Cコーチ)として指導の勉強をしていました。
Q 現在、フィジカルコーチ(S&Cコーチ)ではどのようなことをされていますか?
A サッカー部のトップチームでウエイトトレーニングとフィールドトレーニングをプログラムデザインから実技指導まで行っています。
天皇杯やインカレに帯同し、選手のコンディショニング管理を行っています。
また、昨年度の年末から女子ソフトボール部のウエイトトレーニングも同時進行で指導しています。
※IPU体育会の情報はこちら:https://ipu-japan.ac.jp/athletic/
※サッカー部HP:https://kshimizu7.wixsite.com/ipusoccer/staff
Q なぜ、S&Cコーチになろうと思ったのですか?
A 元々トレーニングが好きで、この分野に興味を持っていました。
高校では工業高校に進んだのですが、自分の好きなことを仕事にしたいと思い、もう一回スポーツ業界に戻る決心をしました。
今までのトレーニングは経験やネットの情報だけで行っていたのですが、トレーニング科学を勉強して行くうちに、
どんどんこの分野の面白さに惹かれていきました。
人の体は変えられる、能力の限界は伸ばせるということを知って、今のスポーツの限界の先に関わっている自分を見てみたいと思って、
この仕事を選びました。
Q これまでIPUではどのように過ごし、どのような学びや気づきを得てきましたか?
A 入学当時からS&Cコーチとしての将来を見据えていたので、トレーニング関連の勉強会やセミナーは積極的に参加しました。
また、サッカーのトレーニングを見たかったので、選手との関係を作るために最初の一年は選手として入部し、
2年次にS&Cコーチに切り替わりました。
S&Cとして活動した最初の頃は中々選手との信頼関係を築くのに苦労しました。
いきなりトレーナーになった2年生の言うことは中々聞いてもらえませんし、自分もハッキリと言える自信がありませんでした。
そこをなんとかしようと思い、このタイミングで資格の取得に挑戦しました。
元々トレーニングの勉強はずっとしていたので、難なくトレーニング資格を取得できました。
これで自分は正しい知識を持っていることを証明することができ、選手に指導する時も自信を持って取り組めるようになりました。
そこからは選手に少しずつ信頼してもらえるようになり、フィールドトレーニングも任せてもらうようになりました。
Q 履修してよかったと感じる授業を教えてください。
A コンピューターリテラシーです。
理由としては、この仕事では必ずと言っていいほどデータを管理したり、資料を作ったりします。
その方法の基礎を学べるので、高校までパソコンと無縁だった私にとっては本当に勉強になりました。
もちろん、トレーニング演習Ⅰ基礎、Ⅱ応用も大変、為になりました。
※授業紹介 トレーニング演習Ⅰ基礎:https://iss-ipu.jp/cgi/web/index.cgi?c=information-2&pk=323
※授業紹介 トレーニング演習Ⅱ応用:https://iss-ipu.jp/cgi/web/index.cgi?c=information-2&pk=333
Q 目標としてるまたは取得した資格はありますか?
A 在学中に目標としてたNSCA-CSCSとNSCA-CPTは取得しました。
今後は動きを鍛えることをメインに考えているNASM-PESというもう仕事をされているような方が取得する応用資格目標としています。
また、趣味で行っているスノーボードのライセンス取得も考えています。
※資格紹介ページはこちら(https://ipu-japan.ac.jp/special-feature/3053/)
Q 就職先を教えてください。
A ご縁があり、このまま環太平洋大学のトップガントレーニングセンターで
S&Cコーチとして大学の体育会のサポートを続けることができました。
※トップガントレーニングセンター:https://iss-ipu.jp/cgi/web/index.cgi?c=information-21
Q ゼミナールの先生である江波戸先生を紹介してください。
A 江波戸先生は私がS&Cコーチをスタートした時から支えになった先生の一人で、私のお師匠さまでもあります。
結果や方法を教えるのではなく、なぜこのようになったのか、その考え方を教えてくれる先生です。
考え方を知るということは物事の根本を考えることと同じで、その能力を身につけると全く新しいことにも通用するので、
私が他の競技に関わってもトレーニングのプログラムを組めるのはこの考え方がベースになっています。
※教員紹介はこちら https://ipu-japan.ac.jp/faculty/taiiku/teacher/
Q 最後にIPUの好きなところを教えてください。
A 私の場合ですと、本当にやりたいことができました。
それを叶えてくれた先生方とやりたいことができた施設に感謝しています。学校内の階段以外大好きです。(笑)