2023年度後期が始まり早々に、アスレティックトレーナー育成プロジェクトの一環として、「第18回IPUスポーツ科学センターウェブセミナー」を開催しました。
9月28日(水)に日本オリンピック委員会認定スタッフでもあり、プロテニス選手のサポートをしながら、自身で接骨院の院長をされている本城氏をお招きして、講演していただきました。
今後トレーナーを目指す学生に、現在のトレーナーやテニス業界についてや、トレーナーになる上でどのようなスキルが必要で、どのようにトレーナーとしてのキャリアを構築していけばいいのかを本城氏自身の経験をもとに、詳しくお話ししていただきました。まだまだ日本では認知度が低いトレーナーという職業を様々な観点から説明していただき、専門的な取得必須資格や役職の違いだけでなく、実際に現場で必要とされる人材像までの隅から隅までまで説明していただき、参加学生の今後の学生生活に活かせるような内容となっていました。
学生、一般の参加者を含め、60名程度の方に参加していただきました。
トレーナーにも複数の種類や役割がある中で、まだどんなトレーナーになりたいか定まっていない学生にもわかりやすい内容であったこともあり、講演後も本城氏にたくさんの質問に返答していただきました。
<参加者の声>
"競技によってのトレーナーの役割や特徴が大きく異なることを知ることができてよかったと思います。
さらに、様々な資格がある中でそれぞれの強みであったり、どの資格を持っておいた方が良いのかなど、現場の方から直接聞くことができてよかったです。"
"自分がこれからどうしたいかを悩んでいる中パーソナルな部分での話しやどのようなことをしているかを聞かせていただけて良かったです。"
”トレーナー関連の資格は、多くの資格がありますが、現場で活かせる資格の特徴を知ることができました。私は現在、柔道整復師とJSPO-ATの資格取得を目指していますが、現場で使える資格として、鍼灸師やCSCSも目指したいと考えるようになりました。今後は、資格取得を目指すだけでなく、現場で使える自分の強みを磨いていくようにしたいです。”
”トレーナーとしての在り方や働き方を今までより深く学ぶことができました。これからのキャリア形成や学生生活に活かしていきたいと思いました。”
2023年度のウェブセミナーは計4回の開催となります。
次回の開催が今年度最後のウェブセミナーとなります。
ぜひご参加ください。
https://iss-ipu.jp/cgi/web/index.cgi?c=information-2&pk=260