トップガントレーニングセンターでは、教員を含む4名のストレングス&コンディショニングコーチ(S&Cコーチ)が常在しています。
4名のS&Cコーチで計10体育会所属チーム(サッカー、男子バスケットボール、女子バスケットボール、女子バレーボール、女子硬式野球、男子ハンドボール、女子ハンドボール、女子ソフトボール、女子剣道、ラグビー)のトレーニングをサポートしています。
S&Cコーチとはスポーツパフォーマンスの向上や怪我予防を目的に、主にアスリートを対象にトレーニングを指導するコーチです。
今回はS&Cコーチの1日に密着しました。
S&Cコーチの1日は早朝から始まります。
ラグビー部担当の叶コーチは、朝6時にトレーニングセンターに現れ、早朝のトレーニングセッションの準備を始めます。
6時20分からラグビー部のトレーニングセッションが始まり、情熱的なトレーニング指導を行います。
約一時間のセッションが終わると、間髪入れずに次のチームのトレーニングセッションの指導に移ります。
疲れている様子を見せることなく、同量のエネルギーで指導に入ります。
朝のチームトレーニングを終えると、大学の1限が始まる時間になっています。
朝の9時からのトレーニングセンターは、IPUの学生が自由に使える開放時間となります。
女子ソフトボール部や女子バレーボール部は選手の授業スケジュールに合わせて、各自空いている時間にトレーニングをしています。
そのため、S&Cコーチもその時間に合わせてトレーニングの指導をおこなっています。
さらに、意識の高い選手や怪我をしてしまっている選手に対して個別でのトレーニング指導も対応しています。
1日に合計5セッション以上することも稀ではありません。
トレーニング指導以外の時間は体育学科や競技スポーツ科学科の授業補助や、トレーニングプログラムの作成、トレーニングセンター内の管理や整備の業務をおこなっています。
4限を終えると、午後4時30分から体育会所属のチームがトレーニングセンターを利用するため、野仲コーチによる、更なる熱血指導が繰り広げられます。
女子バスケットボール部や男子ハンドボール部は練習後にトレーニングをするため、夜の9時までしっかりトレーニングをおこないます。
夜の9時までのトレーニングセッションを終えると、トレーニングセンターの片付けをし、業務終了となります。
今回はS&Cコーチの1日に密着しました。
S&Cコーチたちは日々、体育会所属のチームのパフォーマンスの向上、怪我の予防、選手の成長を一番に考え、指導しています。
S&Cコーチという職業はまだまだ知られていない職業ですが、IPUのトップガントレーニングセンターでは専任のS&Cコーチが日々トレーニングを指導してくれる環境を作っています。