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2024.09.09 競技サポート

ストレッチだけじゃない?!アスリートに必要な柔軟性を鍛えるトレーニング4選

身体が固くてストレッチをしているけど、なかなか柔らかくならない。

スポーツやトレーニングをやっていても柔軟性が無くてスムーズに動けない。

なんて悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?

今回は、以前紹介させていただいた「トップガントレーニングセンターオリジナル!毎日アス・トレ カレンダー」の中から抜粋した、
柔軟性を鍛えるトレーニング4選を紹介したいと思います。

ストレッチ以外に柔軟性を高めるエクササイズやトレーニングなんてあるの?と疑問を抱く人もいると思います。
今回紹介するトレーニングはモビリティトレーニングと呼ばれるトレーニングの種類になります。

モビリティ(Mobility)とは日本語で機動性や可動性という意味を持ち、その言葉通り身体を正しくコントロールして動かし、最大機能可動域を広げていくといったトレーニングになります。

筋肉を伸ばすだけのストレッチとは違い、筋肉を収縮させながら行うことで、実践的に機能する範囲内での可動域が広がるいう大きなメリットがあります。
そのため柔軟性や可動域を出すだけでなく、機能していない部分を機能させるような役割もあります。

早速4つのエクササイズの紹介に入りたいと思います。

①オープンブック(写真左上)
名前の通り、本が開くように身体を動かすというエクササイズになります。

股関節を固定した状態で上半身を捻ることによって、体幹や姿勢を保つ筋肉が機能しながらストレッチがかかります。
主に上半身全体の柔軟性の向上を促します。

②チェストオープナー(写真右上)
先ほど紹介したオープンブックと目的は同じ上半身全体の柔軟性・可動性になりますが、
四つん這いで行うことで、より体幹が機能した状態で可動域を広げていくというエクササイズになっています。

そのためまずはオープンブックで上半身を捻る動きに慣れ、その後にチェストオープナーでより機能した状態での可動域を広げていくような進め方がおすすめです。

③シンボックス(写真左下)
シン (Shin)は英語で脛を意味し、左右の脛が箱の角に見えることからシンボックスと呼ばれています。

シンボックスは下半身(主に股関節)の可動域を広げるエクササイズです。
足を動かすのではなく、体幹・股関節を主導で動かし、捻ることでこのエクササイズの効果を最大限に引き出すことができます。

④ディープスクワットローテーション(写真右下)

深いスクワットの姿勢を取ることで下半身の可動域が必要となり、そのポジションを保ったまま上半身を捻ることで下半身と上半身ともに正しく機能させることを促します。

このエクササイズは①〜③の要素が全て詰まっていて、難易度はかなり高くなっています。
そのため、機能させれていない状態でやってしまうと効果が減少してしまいます。
最終的にこのエクササイズを正しい形でできるようになることを目標に、①〜③のエクササイズの質を磨いてください。


今回は「毎日アス・トレ カレンダー」からモビリティトレーニングを抜粋して紹介させていただきました。
家でも簡単でできるエクササイズになっているのでぜひ試してみてください。
これらのエクササイズを詳しく学びたい方は、まずはIPUのオープンキャンパスに参加してみてください!