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2025.12.04 競技サポート

夏だけじゃない!冬こそしっかり水分補給!!

皆さんは一日にどのくらい水分を摂っていますか?一日に何回、水分を摂るタイミングがありますか?

冬は気温が低いため「汗をかいていない」と感じやすく、水分補給の重要性を見落としがちです。
しかし実際には、冬場でも脱水は起こりやすく、パフォーマンス低下や体調不良につながります。

夏場と同様に、冬も水分補給を意識しておくことが大切です。

冬場の脱水になりやすい理由
・喉の渇きの感覚が鈍く、水分摂取量が減る
・空気が乾燥していることに加え、暖房器具の使用によりさらに湿度が下がり、皮膚や呼吸器からの不感蒸泄量*が増える
 (*不感蒸泄:皮膚や粘膜、呼気から無意識のうちに失われる水分のこと)
・厚着による知らず知らずの発汗が意外と多くなる
・寒さで血管が収縮し、尿が増えやすくなる(利尿作用)  など

暑い夏場とは異なるリスクが冬にもあります。では冬場の脱水はどのような症状があるのでしょうか?

冬場の脱水症状
・皮膚や唇の乾燥
・頭痛や集中力低下
・筋肉の痙攣や疲労感
・めまいや立ちくらみ  など

冬場の水分補給方法
・運動前、運動中、運動後はこまめに水分補給をする(夏場と同じ)
・一日の中で水分補給するタイミングを決める
  例えば)
   朝の洗顔後にコップ一杯飲む
   勉強やデスクワーク中は手元にコップを置き1時間に1回飲む
   外出先から戻ったら手洗いうがいをしてコップ一杯飲む
   トイレから戻ったらコップ一杯飲む
   入浴後にコップ一杯飲む
・体重の変化や尿の色をチェック**して、脱水になっていないかを定期的に確認する  など
 (**尿の色をチェック:上記画像参照)

冬でも「喉が渇く前に飲む!」ことが鉄則です
意識的な水分補給は、寒い季節の安全な運動と高いパフォーマンスを支えるだけでなく、喉の保湿にもなり感染症対策にもつながります。
今日からそれぞれの生活の中で、意識的に水分を摂る機会を増やしてみてください。


(記事担当:眞鍋芳江)